メランコリニスタはるぱんのゆるノート

メランコリニスタはるぱんのゆるゆるな記録。皆さんとのおしゃべりの場。

愛知でもついに配布開始のヘルプマーク!その意味と使用者の気持ち

 

 

こんばんは、

メランコリニスタはるぱんです。

 

今日は私も使っているヘルプマークについて

お話ししたいと思っています(`・ω・´)

 

 

早速ですが、みなさん、

このマークを見たことはありますか?

このマークの意味をご存知ですか?

 

f:id:pansoleil:20180713185459j:image

 

これがヘルプマークです。

この子の意味をお伝えしますね。

 

 

◎ヘルプマークの目的

 

外見からは分からなくても援助や配慮を

必要としている人がたくさんいます。

義足や人工関節の使用者、

内部障害(循環器や呼吸器の病気)や難病、

妊娠初期の人など。

もちろん、私のような精神疾患も含みます。

 

こうした人たちが周囲の方に

配慮を必要としていることを知らせ、

援助を得やすくなるように作成されたマークです。

 

 

◎普及はまだまだ

 

スタートは東京都。

東京都が作成し、それから徐々に

各地でも配布が始まっています。

 

京都府和歌山県徳島県青森県奈良県

神奈川県・滋賀県大阪府岐阜県・栃木県・

広島県・北海道・秋田県愛媛県島根県

兵庫県鳥取県静岡県(H30.2現在)

愛知県がここに続くようです。

ヘルプマーク 東京都福祉保健局

 

 

◎2018/7/20より愛知県でも配布開始!

 

私の住む愛知県でもついに配布開始となりました!

当日は名古屋駅周辺で大村知事や河村市長も参加する

啓発キャンペーンも行われるようです。

www.pref.aichi.jp

 

配布開始に伴ってなのか、

先日出かけ先でポスターを見つけました。

 

f:id:pansoleil:20180713185928j:image

 

しみじみと、

「あ、ここでも配布が始まるんだな」と思いました。

 

というのも、私がこれを知った時には、

知っている人は少なく、配布場所も少なく、

ポスターも見なかったのです。

私の住む愛知県は当時まだ配布していなかったので、

お隣岐阜県羽島市役所の福祉課でいただきました。

(県外の方でもいただくことができます)

 

 

◎どこでどうやってもらうの?

 

配布している都道府県の市役所の福祉課

主に配布しています。

東京都では地下鉄等の駅でも

配布しているところがあるようです。

 

これらの窓口で直接申し出をする事で

無料でいただくことができます。

障害者手帳の提示や診断書等は必要ありません。

現在、郵送等で対応していただくことはできません。

 

 

◎配布場所が近くにない…

 

そういう方も多いと思います。

そのような方に、代わりとなるヘルプカード

ネット上でダウンロード、印刷ができます。

プリントアウトして持ち歩くもので、

自分の状態や緊急連絡先を書き込むことができます。

 

ストラップ型のヘルプマークに直接緊急連絡先を

書いてしまうのも個人情報を晒すことになりますし、

「カバンの中のヘルプカードに緊急連絡先と

通院先が書いてあります」と書いておくなど、

マークとカードの2つ持ちもいいと思います*

 

また、個人が携帯するためのカードや

ステッカー等を作製することができます。

その際はいくつかルールがあります。

色を遵守し、拡大、縮小は可能ですが、

縮尺を厳守なければなりません。

などなど、細かいことはガイドラインに載っています。

ガイドライン(Word:5,054KB)

 

 

◎実際に持っていて思うこと

 

うつ病の私の場合、とても疲れやすく、

人混みで気分が悪くなり動けなくなることや

パニックになってしまうことがあります。

しかもそうなると、言葉が出にくくなってしまうため、

人に状況をうまく伝えることができません。

そして、それを出かける前から心配するが故に

電車で出かけるときはとても緊張します。

 

ヘルプマークの存在を知り、

まだ近くで配布がされていなかったため、

ヘルプカードを印刷して、透明なパスケースに入れ

小さなポーチと一緒にカバンにつけ始めました。

 

ポーチの中には頓服薬(抗不安薬)を入れておき、

「うずくまっていたらポーチの中の薬を飲ませてください」

という旨をカードに書いておきました。

 

実際に頓服薬を飲ませてもらったり、

電車でマークを見た人が席を譲ってくれたり、

ということはまだありませんが、

「いざとなっても、これさえ見せればなんとかなる!」

という安心感から電車に乗る際の不安は減りました。

 

ヘルプマークを手に入れた今でもカードも一緒に

持ち歩いていることが多いです。

もうお守りみたいなものですね。

 

 

これからヘルプマークが普及して、

助けてくれる方が増えるとうれしいなと思いますし、

外見からはわからなくても障害がある人がいる

ということを知っていただけたらいいなとも思います。

 

また、医療従事者の方からも、

患者さんに教えてあげられるといいのでは

とも思います。

その患者さんの社会復帰の手助けになるかも

しれません(`・ω・´)

 

 

読んでいただきありがとうございました!

 

:)はるぱん