メランコリニスタはるぱんのゆるノート

メランコリニスタはるぱんのゆるゆるな記録。皆さんとのおしゃべりの場。

最近たまに聞く理学療法士ってどんな仕事?

 

 

こんばんは、

メランコリニスタセラピストのはるぱんです。

 

いつもこうやって名乗っていますが、

つまりは"うつ持ちの理学療法士"です。

 

ところでみなさん、

理学療法士の仕事についてはご存知ですか?

 

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理学療法士って最近よく聞くようになったけど、

結局どんな仕事なの?マッサージ師?

っていう方が多いと思うので

(実際そう聞かれることが多いので)

お話ししたいと思います。

 

 

◎リハビリの専門職

 

看護師、検査技師など同様、医療従事者です。

リハビリのお仕事のひとつで、国家資格になります。

鍼灸師柔道整復師ともよく勘違いされるのですが、

資格としては別物になります。

鍼灸師柔道整復師には開業権がありますが、

理学療法士ないし作業療法士にはありません。

 

また英語で"Physical Therapist"というのを略して

"PT"ということが多いです。

ケガや病気などで身体に障害のある人に対して、

基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の

維持・回復や障害の悪化の予防を図り、

自立した日常生活が送れるよう支援する専門職です。

一言で言うと"運動や動作の専門家"です。

 

 

◎整形外科によくいる人か!

 

って思われるのですが、リハが活躍するのは

整形外科だけではありません。

なんなら、どの診療科にも必要性はありますし、

病院のみでなく、介護保険施設(老人ホーム等)にも

勤めていることが多いです。

他にも地域社会にて訪問リハビリを行うPTも

増えてきました。

 

また、少数派ですが、

リハビリ機器や介護支援機器の開発をする

企業に勤めるPTもいれば、

スポーツトレーナーとして活躍するPTもいます。

結構いろんなところで活躍してるんですよ*

 

 

◎どうやったらなれるの?

 

養成校で3年以上学んだ後、国家試験を受けます。

養成校には4年制大学だけでなく、

3年制の短大や専門学校があります。

養成校では専門的な授業のみでなく、

実際の臨床(患者さんがいる場所)での実習もあります。

 

 

◎高齢化に伴い需要の高まる職業

 

高齢化社会となっている日本。

元々ご長寿が多いのももちろんですが、

その背景には医学の進歩に伴って、

救命率が上がったことが挙げられます。

ただ、実際に起きている出来事として、

"命は助かったけど、身体障害が出た"

という方が増えているのも事実です。

そういった方々、またその家族の力になるのが

私たちリハビリ職です。

 

 

◎私の思うPTのやりがい

 

リハビリはお医者さんの手術やお薬のように

病気そのものを治すものではありません。

その方の"生活を立て直すもの"だと私は考えています。

 

例えば、

手脚を動かせるように練習をしたりしますが、

目的は単に脚を動かせるようになることではなく、

動かせるようになって、歩いて生活ができることや

自分で車椅子に乗れるようになること、

介護者である家族が着替えをしてあげやすくなること

だと思っています。

 

急性期病院で勤めていた私の経験ですが、

実際の患者さんは、

脚に麻痺があって"歩けない"

呼吸が苦しくて"着替えができない"

腰が痛くて"起き上がれない"

というように、症状だけではなく、

その先にある生活に悩んでいることが多いです。

そこの治療をできるのは、お医者さんでも薬でもなく

リハビリスタッフなのです。

 

患者さんの運動機能自体を良くすることに加え、

身の回りの環境を整えてあげたり、

患者さんのご家族さんに教育をするなど、

生活を再建するためのアプローチ方法は様々。

 

考えなければいけないことや

学ばなければいけないことはたくさんありますが、

患者さん本人や、ご家族さんに喜んでいただけるのは

すごくうれしいですし、

単純に患者さんができることが増えていくのを

見届けること自体が私はとてもうれしくて。

これはリハビリのお仕事でしか得られない

やりがいなのではないかと思っています!

 

 

最後、なんだか暑苦しく語ってしまいましたが、

少しでも理学療法士ないし、リハビリのお仕事について

知っていただけたらいいなと思います(´ω`)

 

 

読んでいただきありがとうございました!

 

:)はるぱん